家を建てようと考えるとき、多くの方がまず思い浮かべるのは「建物そのものの価格」だと思います。
でも実は、家づくりにかかる費用はそれだけではありません。
わたしたちは安心して家づくりを進めていただくために、「建物以外にかかるお金」についても、できるだけわかりやすくご説明しています。
例えば、「坪単価」の定義や含まれる内容は会社ごとに異なります。
ある会社では仮設工事費や設計費、申請費などが含まれていない一方で、別の会社ではすべて込みの価格を提示していることもあります。
そのため、単純に坪単価だけで比較するのではなく、何が含まれているのかをしっかり確認することが大切です。
以下に、わたしたちが調べた現在の費用感を記載します。
架空ですが、一軒分の資金計画表作成してみました。
【条件】
・4人家族
・住宅街に総2階建て30坪、「坪単価90万円」で3LDKの住宅を建てる
・土地は新たに購入するのではなく所有している土地、かつ地盤は良好で補強が不要
・心機一転するため、家具などは全て新たに購入
・車は1台所有。雨に濡れないようにカーポート、庭にはウッドデッキも欲しい。
坪単価ベースだけだと「2700万円で建てられるのか!」とおもいきや、、、
↓↓↓(横向きにしてご覧ください)
結果は4200万円です。
固定資産税や建物登記の費用は、多くの会社は最初に言いません。(だって、高く見えますから。。。)
ですがこれらは必ず支払う必要がある、大切なお客様のお金です。
もちろんこれはあくまで想定ですので、最初にこの金額感を頭の隅に残しておきながら、
「何が自分にとって大切で、どれが省けるか?」
を話し合っていくことが大切です。
例えば外構のフェンスはなくしてよい場合もあります。
家具も、まずは今ある家具を使うこともできます。
最近では寝室や子供部屋を小さくする傾向にあるので、そもそも30坪もいらないかもしれない、、、等。
そして自分にとって本当に大切な部分に、ちゃんとお金をかけるのです。
それは家族が集うリビングかもしれないし、バーベキューができるお庭かもしれない。
家を建てるには、建物本体の費用だけでなく、いろいろな「見えにくいけれど必要な費用」がかかってきます。
ですが、それを理解しておけば安心して家づくりを進めることができます。
わたしたちは、そうした費用もすべて含めて「わかりやすく・正直に」お伝えすることを大切にしています。
家づくりの最初の一歩を、不安なく踏み出せるように──
秋山